代表者からのごあいさつ

ご挨拶

代表取締役写真

株式会社コミュニティー研究所は、介護保険制度が実施された2000年に24時間体制の訪問看護ステーション事業を主体として設立された小さな有限会社でした。
2003(平成15)年から株式会社として、国の方針に沿って規模の拡大、より質の高い介護保険事業を目指しています。蔵の街という伝統ある栃木市の文化を守りながら、地域に密着し民間事業所ならではのフットワークの良さを生かして、行政をはじめ、さまざまな社会資源と連携し、最期までその人らしく暮らすための在宅療養生活を支えるお手伝いをさせて頂いております。
最近、「地域包括ケアシステム」という言葉を聞くことが増えましたが、世界一の規模とスピードで訪れた超高齢社会において人生の終焉をどのように過ごすのか、社会全体で共有しなくてはならない重い課題です。栃木市でも人口減少が加速し、高齢者を支える世代がどんどん少なくなっています。そこで、行政は「地域共生社会の構築」を掲げ、自助、互助の力を強化し、地域のケア力を高めて、誰もが、尊厳をもって人生を全うできる地域社会を目指しているのです。
そのためには、在宅医療と連携した訪問看護サービスが不可欠で、生き様を汲んだケアプランの作成が必要です。そして、何より職員それぞれが、知識・技能を高める努力と専門職として皆様の人生に寄り添う資質が求められます。
介護保険制度がスタートして18年、私どもの在宅サービスは、栃木市の「訪問看護ステーションオリーブ」と「居宅介護支援事業所オリーブ」の運営を開始しました。医療と連携し、あらゆる在宅医療・介護相談を行っています。
永年のご厚誼に感謝すると同時に身を引き締め、これからも良質のサービスを展開してまいる所存です。皆様から頼られ、愛される事業所を目標として、地域包括ケアシステム構築の一翼を担いながら地域共生社会を目指し、邁進してまいります。

プロフィール

[名前]
太田 秀樹
[経歴]
日本大学医学部卒、自治医科大学大学院修了、自治医科大学整形外科医局長、自治医科大学講師を経て現職

医学博士、麻酔科標榜医、日本整形外科学会認定専門医、介護支援専門員、NPO法人 在宅ケアを支える診療所・市民全国ネットワーク、在宅ケアネットワーク・とちぎ 代表世話人、結城市医師会理事